テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会初日の31日、男子シングルス1回戦が行われ、大会2年ぶり3度目の優勝を狙う第8シードの
R・ナダル(スペイン)が期待の若手で伸び盛りの
B・コリッチ(クロアチア)を6-3, 6-2, 4-6, 6-4で下し、2回戦進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<両者は昨年のスイス・インドア準々決勝で対戦しており、その時はナダルが敗れていたが、今回はその時のリベンジを果たした。
この試合、ナダルは31本もの凡ミスを犯すも、ファーストサービスが入った時に88パーセントと高い確率でポイントを獲得。第3セットでコリッチに2度ブレークされるも、5度ブレークに成功して2時間46分で勝利をおさめた。
2回戦では
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。
世界ランク8位のナダルは、2010年と2013年に優勝しており、いずれも
N・ジョコビッチ(セルビア)を下してのタイトル獲得となっている。昨年は右手首の怪我を理由に欠場していた。今年は大会2年ぶり3度目の優勝を狙う。
また、今大会の前哨戦であるマスターズ2大会では、モントリオールは準々決勝で
錦織圭(日本)に、シンシナティは3回戦で
F・ロペス(スペイン)に敗れた。
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