第42回全国中学生テニス選手権大会は24日、会津総合運動公園テニスコート(福島県会津若松市/芝)で女子シングルス決勝が行われ、第1シードの
佐藤南帆(日本)(東京・深川第三)が永田杏里(愛知・南山)を7-6 (11-9), 3-6, 6-2のフルセットの末に下し、見事優勝を飾った。
佐藤はなかなかペースを掴めず、ミスを犯した時は苛立ちを見せる場面もあった。両者激しいラリー戦が繰り広げられるも、第1セットを大接戦の末に佐藤が先取する。
しかし、佐藤は第2セットをゲームカウント3-6で落とし、勝敗は第3セットへと持ち込まれた。
第3セットでは、先に永田にリードを許したが、ここから連続でゲームを連取すると、佐藤は攻めの姿勢を変えずにフルセット戦を制した。
また、昨年のダンロップ全日本ジュニアテニス選手権の14歳以下女子シングルスで優勝を飾っており、同年の全国中学生テニス選手権大会では、単複で3位に入賞。今回はシングルスで全国中学の頂点の座に輝いた。
敗れた永田杏里は、準決勝で
宮本愛弓(日本)(千葉・萱田)に完勝して勝ち上がったが、第1シードの佐藤南帆に敗れて準優勝となった。
画像:準優勝の永田杏里(愛知・南山)
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【女子シングルス 決勝】
○佐藤南帆(東京・深川第三) 7-6 (11-9), 3-6, 6-2 ●永田杏里(愛知・南山)
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【女子シングルス 準決勝】
○佐藤南帆(東京・深川第三) 6-2, 6-1 ●清水柚華(京都・花山)
○永田杏里(愛知・南山) 6-3, 6-0 ●宮本愛弓(千葉・萱田)
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