女子テニスツアーのW&Sオープン女子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は20日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク12位で18歳の
B・ベンチッチ(スイス)が第7シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)と対戦し、第1セットを2-6とリードされたところで右前腕部の負傷で途中棄権を申し入れたため、ベスト8進出とはならなかった。
ベンチッチは先週行われたロジャーズ・カップ女子で、
A・イバノビッチ(セルビア)、女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)らを破り、決勝で
S・ハレプ(ルーマニア)の途中棄権でツアー2勝目を飾った。
来週行われるニューヘブン大会には、出場するかどうか分からないとのこと。
ベンチッチは「深刻な怪我ではないと思う」と話し、続けて「私は100パーセントではなかった。ルーシー(サファロバ)に勝利するには100パーセントの状態でないといけない。棄権はしたくなかった。今回の棄権は、私にとって初めてのこと。良くなることを願っている。」と明かした。
さらに、右前腕部の負傷にしばらく悩まされていたことも明かした。
また、同日行われたシングルス3回戦では、第1シードのセリーナ、第3シードのハレプ、第6シードのイバノビッチらが順当に勝ち上がっているが、第8シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)は元女王
J・ヤンコビッチ(セルビア)に敗れて姿を消した。
(STATS - AP)
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