男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は20日、シングルス3回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が第13シードの
D・ゴファン(ベルギー)を6-4, 2-6, 6-3のフルセットで下し、2年ぶりのベスト8進出を果たすと同時に、第5シードの
S・ワウリンカ(スイス)との準々決勝へ駒を進めた。
ジョコビッチとワウリンカは今回が通算22度目の対戦。今年の全仏オープン決勝でジョコビッチはワウリンカに逆転負けを喫し、大会初優勝と生涯グランドスラム達成を逃している。
また、ジョコビッチはマスターズ9大会のうち今大会以外のマスターズで優勝を飾っており、今回初優勝を飾るとマスターズ9大会制覇の「キャリア・ゴールデンマスターズ」という偉業達成となる。
一方のワウリンカは3回戦で
I・カルロビッチ(クロアチア)に6-7 (2-7), 7-6 (7-5), 7-6 (7-5)の大接戦を制して準々決勝へ進出している。
過去のW&Sオープン男子では2012年に
錦織圭(日本)、
D・フェレール(スペイン)、
M・ラオニチ(カナダ)らを下してベスト4進出。昨年は準々決勝で
J・ベネトー(フランス)に敗れた。
今大会は世界ランク4位の錦織が第4シードで出場予定だったが、欠場している。
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