男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は18日、シングルス1回戦が行われ、
N・キリオス(オーストラリア)は第12シードの
R・ガスケ(フランス)に2-6, 1-6の完敗を喫し、初戦敗退となった。
この日はファーストサービスのポイント獲得率を80パーセントとするガスケから1度もブレークすることが出来ず、キリオスは4度のブレークを許してしまい、わずか56分で敗れた。
20歳のキリオスは先週のロジャーズ・カップで、対戦相手の
S・ワウリンカ(スイス)に対して侮辱的な発言をしたとして罰金が科せられた。
また、ウィンブルドンではガスケとの4回戦敗退後にペットボトルを地面に投げつけ、ボールボーイに渡していたタオルを受け取らずにコートを去るなど、キリオスの行動に対して批判されることが多い。
一方、勝利したガスケは2回戦で予選勝者の
T・コキナキス(オーストラリア)と対戦する。コキナキスは1回戦で
F・フォニュイーニ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
29歳のガスケは今年のウィンブルドン準々決勝でワウリンカに激闘の末に勝利し、2007年以来8年ぶりのベスト4進出を果たしている。
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