男子テニスの17日付ATP世界ランキングが発表され、ロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下して今季4勝目を飾ると同時に、キャリア通算35度目のタイトルを獲得した
A・マレー(英国)が、前回から1つ上げて
R・フェデラー(スイス)を抜いて2位に浮上した。マレーが2位に浮上するのは2013年8月以来のこと。約2年ぶりに自己最高位タイの2位に返り咲いた。
ロジャーズ・カップでマレーは、準々決勝で昨年覇者の
JW・ツォンガ(フランス)を下すと、準決勝で
錦織圭(日本)に圧勝して決勝進出。決勝ではフルセットの末にマレーが約2年ぶりにジョコビッチに勝利し、大会5年ぶり3度目の優勝を飾った。
マレーは昨年の前半戦は思い通りの結果を残せておらず、世界ランキングもトップ10圏外に落ちるまでだった。
今シーズンは今大会の優勝を含め既に4勝をあげており、グランドスラムでは全豪オープンで準優勝、全仏オープン・ウィンブルドンで4強入りと好調を維持している。今回は、2013年8月以来 約2年ぶりに自己最高位タイの2位に返り咲いた。
マレーに抜かれたフェデラーは、2014年10月以来の3位に後退となった。今回は昨年準優勝を飾ったロジャーズ・カップを欠場しており、今週はW&Sオープン男子に第2シードとして出場する。
また、ロジャーズ・カップでマレーに完敗するも大会初の4強入りを果たした錦織圭は、ポイント加算されるも前回と変わらず4位となった。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<
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