男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)は11日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク41位の
N・キリオス(オーストラリア)が元世界ランク7位の
F・ベルダスコ(スペイン)に6-3, 4-6, 6-4のフルセットで勝利し、2年連続の初戦突破を果たした。
今大会から髪の左側をピンク、右側をゴールドに染めているキリオス。この日は15本のサービスエースを決め、ベルダスコのサービスゲームでは5度のブレークに成功し、1時間36分で勝利した。
2回戦では第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカとは今年のAEGON選手権で対戦しており、キリオスはストレートで敗れている。
L・ヒューイット(オーストラリア)とのダブルスでは
JW・ツォンガ(フランス)/
G・モンフィス(フランス)組にストレートで敗れた。
20歳のキリオスは気性が荒いことで有名。今年のウィンブルドン3回戦では地面に投げつけたラケットが観客席へ飛んでしまうハプニングが起き、4回戦では敗退後にペットボトルを地面に投げつけ、ボールボーイに渡していたタオルを受け取らずにコートを去った。
今大会にはシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)で今季3度目の優勝、キャリア通算10勝目をあげた
錦織圭(日本)が第4シードで出場している。
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