男子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード)は11日、シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が同33位の
T・ベルッチ(ブラジル)を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで下し、9年連続の3回戦進出を果たした。ジョコビッチにとって2連覇したウィンブルドン以来 約1カ月ぶりの今大会は、上位8シードが1回戦を免除されている。
この試合、ジョコビッチは第2セットの第7ゲームでリターンをミスした時に雄叫びをあげるシーンも見られたが、1時間49分で勝利した。
3回戦では第14シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と
J・ソック(アメリカ)の勝者と対戦する。
今年、ジョコビッチは全豪オープンで2年ぶり5度目の優勝、全仏オープンで準優勝、ウィンブルドンでは2連覇達成とグランドスラム3大会連続で決勝の舞台に立っており、圧倒的な強さを誇っている。
昨年のロジャーズ・カップでは3回戦で
JW・ツォンガ(フランス)に敗れた。2007・2011・2012年には優勝しており、今回は大会4度目のタイトル獲得を狙う。
また、今大会にはシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)で今季3度目の優勝、キャリア通算10勝目をあげた
錦織圭(日本)が第4シードで出場している。
>>ロジャーズ・カップ対戦表<<
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