男子テニスのアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード)は29日、シングルス2回戦が行われ、第4シードで同27位の
A・マンナリノ(フランス)を6-2, 6-4のストレートで撃破し、3年ぶりのベスト8進出を決めた世界ランク114位の
添田豪(日本)が、自身の公式フェイスブックに勝利した喜びと、次戦へ向けた言葉を綴った。
今大会の1回戦で元世界ランク13位の
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)に逆転で勝利。勢いをつけた添田は、今回2回戦で好調のマンナリノも撃破して3年ぶりの8強入りを果たした。
試合後、添田は「サービスの調子が上がっています。」と試合を振り返った。
また「良い結果を報告出来て良かったです。次戦はMULLER(ミュラー)ですが、彼には1度も勝った事がないので苦手意識をどう克服するかが大事になると思います。」と第7シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)との準々決勝へ向け意気込みを綴った。
下部大会も含めると両者は4度対戦しており、対戦成績は添田から0勝4敗。2012年の同大会準決勝でも対戦しており、その時は添田がストレートで敗れて決勝進出とはならなかった。
添田がミュラーに勝利して4強入りを決めた場合、準決勝では第2シードの
V・ポスピシル(カナダ)と第5シードの
M・バグダティス(キプロス)の勝者と対戦することとなる。
一方、添田と対戦するミュラーは、今大会1回戦で
D・ヤング(アメリカ)、2回戦で予選勝ち上がりの
J・ドナルドソン(アメリカ)をそれぞれストレートで下し、難なく8強入りを決めている。
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