テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は12日、ミックスダブルス決勝が行われ、第7シードの
L・パエス(インド)/
M・ヒンギス(スイス)組が第5シードの
A・ペヤ(オーストリア)/
T・バボス(ハンガリー)組を6-1, 6-1で圧勝し、わずか40分で優勝を手にした。優勝したヒンギスは、今大会の女子ダブルスでもタイトル獲得しており、今回は2冠を達成した。
この試合、パエス/ ヒンギス組はファーストサービスが入った時に88パーセントと高い確率でポイントを獲得し、セカンドサービス時も83パーセントとサービスで圧倒した。さらに凡ミスは0本、トータルポイントでは、ペヤ/ バボス組の20に対して55と大差をつけて優勝を飾った。
パエス/ ヒンギス組は、今年の全豪オープンのミックスダブルスでもタイトルを獲得しており、その時は決勝で
K・ムラデノヴィック(フランス)/
D・ネスター(カナダ)組を下しての優勝だった。
さらにヒンギスは、今大会の女子ダブルスに
S・ミルザ(インド)と組んで第1シードとして出場。決勝では第2シードの
E・マカロバ(ロシア)/
E・ヴェスニナ(ロシア)組を逆転で下し、1998年以来17年ぶりとなる全英ダブルスの優勝を飾っており、今回は2冠を達成した。
34歳のヒンギスは、1997年の全豪オープンの女子シングルスでグランドスラム初タイトルを獲得した。当時ヒンギスは16歳と3ヶ月。女子シングルスでの最年少記録だった。
その後、3月に初めて世界ランク1位となった時には、16歳と6ヶ月という若さで史上最年少記録となり、数々の記録を塗り替えてきた。
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