テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は10日、ジュニア部門のダブルス準々決勝が行われ、第4シードの
サンティラン晶(日本)/ R・オペルカ(アメリカ)組がV・ドュラソビッチ(ノルウェー)/ P・ニクラス=サルミネン(フィンランド)組に4-6, 7-6 (9-7), 6-2の逆転で下し、サンティランは四大大会ジュニア部門のダブルスで初のベスト4進出を果たした。
『選手使用のオフィシャルタオル』この試合、サンティラン/ オペルカ組は第1セットでファーストが入った18本中14本をポイントに繋げるも、1度もブレークチャンスを掴めずにドュラソビッチ/ ニクラス=サルミネン組に1度のブレークを許してこのセットを落としてしまう。
1セットダウンで迎えた第2セット、どちらも譲らない接戦を繰り広げてタイブレークに突入し、サンティラン/ オペルカ組がカウント9-7でタイブレークを制して1セットオールとする。
その後、勢いに乗ったサンティラン/ オペルカ組は、第3セットでドュラソビッチ/ ニクラス=サルミネン組に1度もブレークチャンスを与えず、2度のブレークに成功して1時間24分で逆転勝利を飾り、ダブルスで四大大会初のベスト4進出を決めた。
今大会では、1回戦でC・デノリ(フランス)/ J・ニケルス(スイス)組、2回戦でF・バス(イギリス)/ A・カンター(イギリス)組をいずれもストレートで下しての勝ち上がり。
準決勝は、第1シードのT・フリッツ(アメリカ)/ M・モウ(アメリカ)組と決勝進出をかけて対戦する。
また、同日に行われた準々決勝で、高橋/ 山崎組が第8シードのS・ナガル(インド)/ NH・リー(ベトナム)組と対戦するも、2-6, 3-6のストレートで敗れてベスト4入りを逃した。
【ウィンブルドン 対戦表】
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