テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第13シードの
JW・ツォンガ(フランス)が世界ランク44位の
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を7-6 (10-8), 6-7 (3-7), 6-4, 3-6, 6-2のフルセットで下し、辛くも初戦突破を果たした。
【会場でしか買えない 全英タオル】ツォンガはトータルで38本ものサービスエースを決めた。ファーストサービスが入った92本中82本をポイントに繋げ、ミュラーに攻撃の隙を与えなかった。ファイナルセットの第5ゲームでは、ミュラーに1度もブレークチャンスを与えなかったツォンガが2度のブレークに成功して2回戦進出を決めた。
勝利したツォンガは、2回戦で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。
世界ランク12位のツォンガは、2008年の全豪オープンで
A・マレー(英国)、
R・ナダル(スペイン)らを破って決勝に進出し、
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるも準優勝を飾ったのが、グランドスラムでの最高成績となっている。
ウィンブルドンでは2009年から7年連続で本戦出場を果たしており、2011・2012年にベスト4へ進出。
今年の全仏オープン準々決勝で
錦織圭(日本)を破り、準決勝では
S・ワウリンカ(スイス)に敗れるも4強入りを果たした。
一方、敗れたミュラーはビッグネームを倒すことで知られており、2005年のウィンブルドン2回戦でナダル、同年の全米オープン1回戦では
A・ロディック(アメリカ)を下す金星をあげた。
また、今大会前哨戦のAEGON選手権準々決勝でも、マレーと接戦を繰り広げる健闘を見せた。
【ウィンブルドン 男子シングルス対戦表】
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