男子テニスツアーのAEGON選手権(イギリス/ロンドン、芝)は15日、男子シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)が
K・アンダーソン(南アフリカ)に7-6 (7-5), 5-7, 2-6のフルセットの末に敗れ、4大会連続で初戦敗退となった。
この試合の第1セット、両者サービスキープと均衡を保ったままタイブレークに突入。その後も接戦となるが、ヒューイットがアンダーソンを振り切ってこのセットを先取する。
しかし、第2・3セットで調子を上げてきたアンダーソンに攻め込まれ、ヒューイットは2時間10分の接戦をものにすることが出来なかった。
ヒューイットは、過去四大大会で2度の優勝を誇るベテラン。現在は世界ランク117位と落としているが、2001年には世界ランク1位まで上り詰めている。
ここ数年は足や臀部の怪我に悩まされて思うような結果を残せておらず、今季は出場している5大会で全豪オープン以外は全て1回戦敗退を喫している。
また、今季が現役最後のシーズンと言われているヒューイットは、ウィンブルドンを含む後半戦に標準を合わせるため、先日の全仏オープンを欠場している。
一方、2回戦進出を決めたアンダーソンは、全仏覇者の第2シード
S・ワウリンカ(スイス)と
N・キリオス(オーストラリア)の勝者と対戦する。
>>AEGON選手権 対戦表<<
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