男子テニスツアーのメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、芝)は10日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
F・ロペス(スペイン)は世界ランク66位の
S・グロス(オーストラリア)に6-3, 6-7 (5-7), 6-7 (6-8)の逆転を許し、2回戦で姿を消した。
この試合の第1セット、ロペスはファーストサービスが入った17本中14本をポイントに繋げ、グロスに3度のブレークチャンスを与えるも全てしのぎ、自身は1度のブレークに成功してこのセットを先取。
しかし、第2セットからは接戦となり、両者は確実にサービスゲームをキープ、1度もブレークを許さないままタイブレークに突入。その後、グロスにマッチポイントを決められて1セットオールとなる。
勝敗を分ける第3セットでも接戦は続き、この試合2度目のタイブレークにもつれ込むが、ロペスは2時間7分の接戦を制することは出来ずに敗退した。
世界ランク14位のロペスは、今季1度もタイトル獲得には至っていないが、3月に行われたBNPパリバ・オープン男子4回戦では、世界ランク5位の
錦織圭(日本)を下してベスト8進出を果たしている。
一方、勝利した世界ランク66位のグロスは、4月に行われた三太子・チャレンジャーで今季初のチャレンジャー大会優勝、また先日のマンチェスター・チャレンジャーで2度目のタイトルを獲得した。
準々決勝では、2回戦で期待の若手
A・ズベレフ(ドイツ)を下した第8シードの
V・トロイキ(セルビア)と対戦する。
■関連ニュース■
・ロペス ボールボーイに謝罪・世界12位ロペスが初戦敗退・錦織 初8強逃す
■最新ニュース■
・錦織より下の世代が脅威・錦織 全英前哨戦へ意気込み・錦織 悩みはラインの不具合