テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は30日、男子シングルス3回戦が行われ、優勝候補の1人である第3シード
A・マレー(英国)が第29シードの20歳
N・キリオス(オーストラリア)を6-4, 6-2, 6-3のストレートで下し、2年連続の4回戦進出を決めた。
両者は今回3度目の対戦となり、マレーは対キリオス戦を3戦全勝とした。
この試合、世界トップ3との力の差を見せつけたマレーは、最後はバックハンドのショートクロスへのリターンエースを決めて、4回戦進出を果たした。
勝利したマレーは4回戦で、
J・シャーディ(フランス)と対戦する。
マレーは、今年4月に長年のパートナーであるキム・シアーズと挙式をあげた。その後のクレーシーズンでは1度も敗れておらず、今回の勝利により13連勝を記録した。
4月のBMWオープンでクレー大会初のタイトル獲得。また、全仏オープン前哨戦の1つであるムチュア・マドリッド・オープン男子では、決勝でクレー王者である
R・ナダル(スペイン)をストレートで破って優勝を飾った。今大会には、クレーコートに対して自信を持った状態で臨んでいる。
一方、敗れたキリオスは昨年のウィンブルドン4回戦でR・ナダルを破る金星をあげてベスト8進出し、一躍世界にその名を知らしめた。
今大会では、全仏オープン初の3回戦進出を果たすもマレーに敗れ、4回戦を前に姿を消すこととなった。
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