女子テニスツアーのWTAプレミア大会であるムチュア・マドリッド・オープン女子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は9日、シングルス決勝が行われ、第4シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)が元世界ランク2位の
S・クズネツォワ(ロシア)に6-1, 6-2で完勝し、4年ぶり大会2度目の優勝を飾った。
両者は今回が5度目の対戦となり、クヴィトバはクズネツォワとの対戦成績を4勝1敗とした。
この試合、クヴィトバはファーストサービスが入った時に獲得するポイントの確率が85パーセントと高く、クズネツォワに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。さらに、クズネツォワのサービスゲームを4度ブレークに成功し、1時間6分で勝利を決めた。
過去同大会でクヴィトバは、2011年に決勝で
V・アザレンカ(ベラルーシ)を下して優勝を飾っており、今回は準決勝で第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)を破って決勝進出を決め、クズネツォワを決勝で下して4年ぶり大会2度目のタイトル獲得を果たした。
一方、敗れた元世界ランク2位のクズネツォワは、準決勝で昨年覇者の
M・シャラポワ(ロシア)を破って決勝進出を決めるも、決勝でクヴィトバに敗れて準優勝に終わった。
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