男子テニスツアーの米男子クレーコート選手権(アメリカ/テキサス州ヒューストン、クレー、賞金総額549,230ドル、優勝賞金88,800ドル)は12日、シングルス決勝が行われ、22歳の
J・ソック(アメリカ)が第8シードの
S・クエリー(アメリカ)との同胞対決を7-6 (11-9), 7-6 (7-2)と2度のタイブレークの末に制し、単ではATPツアー初の優勝を飾った。
この試合、ソックは試合を通して11度ものダブルフォルトを犯すも、両者第1・第2セットともに1度ブレークに成功して2セットともタイブレークへ。2度のタイブレークをものにしたソックが1時間45分で優勝を手にした。
過去同大会でソックは、昨年2回戦で
B・ベッカー(ドイツ)を下してベスト8進出を決めるも、準々決勝で
N・アルマグロ(スペイン)に敗れて4強入りを逃した。
ソックは
V・ポスピシル(カナダ)と組んだダブルスで4度タイトル獲得を果たしており、先日行われたBNPパリバ・オープン男子で優勝、その後のマイアミ・オープンでは準優勝を果たしている。
《全英V組がマスターズ初優勝》今大会は1回戦で
J・ソウザ(ブラジル)、2回戦で第2シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準々決勝で第5シードの
S・ヒラルド(コロンビア)、準決勝で第3シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)、そして決勝で同胞のクエリーを下して単でツアー初の優勝を飾った。
一方、敗れたクエリーは、今大会1回戦で
M・マトセビッチ(オーストラリア)、2回戦で
S・ジョンソン(アメリカ)、準々決勝で第1シードの
F・ロペス(スペイン)、準決勝では第6シードで昨年覇者の
F・ベルダスコ(スペイン)を撃破して決勝進出を決めるも、ソックに敗れ準優勝に終わった。
■関連ニュース■
・大量の汗をかくソックにモンフィスが勝利・ソック「勝利する事は最高の気分」・地元22歳が初決勝 同胞対決へ
■最新ニュース■
・ナダル「精神的な部分が大切」・マレー シアーズさんと挙式・モンテカルロ・マスターズ ドロー
■最新動画■
・次世代のテニス界を担うラオニチを特集・錦織が自身初で大会初の3連覇達成