男子テニスツアーの下部大会であるサン=ブリユー・チャレンジャー(フランス/サン=ブリユー、ハード、賞金総額35,000ユーロ、優勝賞金5,035ユーロ)は11日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの
杉田祐一(日本)が予選勝ち上がりで世界ランク425位のC・レスティエンヌ(フランス)を6-4, 6-2のストレートで下し、今季初の決勝進出を決めた。
この試合、杉田はファーストサービスの確率が46パーセントと低く、第1セットで1度のブレークを許すが第2セットではブレークチャンスを与えることなく、試合通じて4度のブレークに成功し1時間9分で勝利した。
両者は初対戦で、勝利した杉田は決勝で第1シードの
L・プイユ(フランス)を7-5, 6-4で同胞対決を制した第3シードの
N・マウー(フランス)と対戦する。
杉田が決勝進出するのは今季初、昨年10月に行われたプネー・チャレンジャー優勝した時以来の決勝進出となり、チャレンジャー大会4度目の優勝に期待がかかる。
また、同日に行われたダブルス準決勝では第4シードの
内山靖崇(日本)/ A・カパス(ポーランド)組が第2シードのR・ゴンザレス(フィリピン)/ D・ウォルシュ(英国)組を6-2, 7-5のストレートで下し、内山は今年2月に行われた島津全日本室内テニス選手権に続く決勝進出となった。
昨年11月に行われ、
松井俊英(日本)と組んで優勝したダンロップ・スリクソン・ワールド・チャレンジ以来、3度目の優勝を狙う。
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