テニスツアーの下部大会であるITF亜細亜大学国際オープン(東京都/西多摩郡、ハード、賞金総額1万ドル)は11日、シングルス1回戦10試合、ダブルス1回戦4試合が行われ、全日本 学生室内テニス選手権優勝者で今大会予選勝ち上がりの
今井慎太郎(日本)(早稲田大学)は第1シードの
仁木拓人(日本)(三菱電機)に7-5, 6-7 (4-7), 4-6の逆転で敗れ、惜しくも2回戦進出を逃した。
第1試合に行われたこの試合、第1セットは今井が第11ゲームでリードし先行第1セットを先取する。
第2セットも今井が4ゲーム連取し1-4とリードするが試合中盤、主審の判定に異議を申し立てるが判定は覆ることなく試合は進み、ここから今井が崩れ始め4ゲーム連取され仁木に第10ゲームでマッチポイントを握られるも何とかキープに成功する。
タイブレークに突入し、今井が1ポイント目でミニブレークに成功するが序盤は両者ミニブレークが続き2-2とする。仁木がサービスエースを決め2-3とすると今井はその後もサービスキープすることができず4-7で落とす。
ファイナルセットに入り、両者ブレーク合戦が続き3-3で今井が食らいつく。第7ゲームをキープしリードするが仁木もサービスの調子を上げキープし4-4。第9ゲームでミスを続けた今井がブレークを許し後がなくなる。
第9ゲームのキープで流れをつかんだ仁木が第10ゲームをキープし勝利した。
第2セットは両者判定に苦しむ場面があったが、最後まで気持ちを切らさない第1シードの仁木が逆転で勝利した。
勝利した仁木は2回戦で予選勝ち上がりの谷本真人(慶應義塾大学)を6-4, 6-4で下した
笹井正樹(日本)と対戦する。
勝利した仁木拓人
ポイントを決める今井慎太郎
■関連記事■ ・第7シード小ノ澤 新 2回戦進出・竹島 駿朗、今井慎太郎らが本戦・大西 賢、小野 陽平ら予選決勝・今井、岡村らが予選2回戦
■関連動画■ ・錦織と激戦を繰り広げたラオニチ・ツォンガが復調!