女子テニスツアーのパタヤ・タイ・オープン(タイ/パタヤ、ハード、賞金総額25万ドル、優勝賞金4万3千ドル)は11日、シングルス2回戦が行われ、
土居美咲(日本)が元世界ランク14位で第1シードの
S・ペン(中国)を6-3, 2-6, 6-2のフルセットの末に破る金星をあげ、大会初のベスト8進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、土居美咲はファーストサービスが入った時に69パーセントの確率でポイントを獲得し、ペンのサービスゲームを5度ブレークに成功して2時間2分で勝利をものにした。
準々決勝で土居美咲は、第7シードの
M・プイグ(プエルトリコ)と対戦する。
過去同大会で土居美咲は、2012年に2回戦進出しており、この時の成績が同大会での最高成績となっていた。昨年は1回戦で予選勝者に敗れ、初戦敗退を喫していた。
今季は香港で行われた下部大会からスタートしており、その大会で今季初の優勝をおさめた。その後行われた全豪オープンには予選から出場し、予選2回戦で敗れて本戦出場を逃した。
《土居美咲 全豪予選で姿消す》一方、敗れた世界ランク21位のペンは、昨年の全米オープンで
A・ラドワンスカ(ポーランド)、
L・サファロバ(チェコ共和国)らを破ってシングルスでグランドスラム初の4強入りを果たした。準決勝では
C・ウォズニアキ(デンマーク)と対戦するも、足の違和感を覚え1人で立てなくなり、無念のリタイヤとなった。
《全米オープンの記事はこちら》また、ペンはダブルスで好成績を残しており、グランドスラムでは2014年の全仏オープンと2013年のウィンブルドンでタイトルを飾っている。
過去同大会では、2007年にベスト4進出を果たしており、昨年は準々決勝で
A・フラヴァコバ(チェコ共和国)に敗れて準決勝進出を逃した。
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