テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は31日、車いすテニスの男子シングルス決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)が第2シードのS・ウデ(フランス)を6-2, 6-2のストレートで下し、単複3連覇を達成すると同時に、8度目の優勝を飾った。
試合を終え、国枝慎吾は
松岡修造(日本)氏のインタビューに応えた。
-Q.周りが強くなっている中で勝てたというのはどういう気持ちですか?
「自分も強くなっていると思いますね。もう少しで30歳ですが、昨年くらいに1つ成長期がきたなと思っているので、まだまだ伸び続けているところです。」
-Q.成長していると感じるのはどこですか?
「経験を積んでいって、引き出しがすごく多くなってきたかなと思います。」
-Q.車いすでの最新テニスは今後どういう方向に進むと思いますか?
「自分の中ではもう少しドライボレーだとかノーバウンドの処理をもっと増やしていきたいなと気持ちです。よりライジングでとらえるっていうことで、それをより活かすためにもう少し前に行く必要がこれからあるかなと思っています。攻撃力を増していって、常に相手を支配出来ればいいかなと思います。」
-Q.国枝さんの車いすに対する想いはなんですか?
「こういったグランドスラムの大会で、世界のトップ8しか出場出来ない大会なんですけど、ここで繰り広げられる車いすテニスのプレーっていうのは、見ればきっと面白さが伝わるレベルになっていると思います。」
「まずはお客さんに足を運んで僕らのプレーを見てもらいたいですし、そうすれば自ずと車いすテニスの魅力は言葉で伝えなくても伝わるんじゃないかなって思いながら、プレーしている部分があるので、多くの方々に見てもらいたいですね。」
(コメントはWOWOWから抜粋)
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