テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、車いすテニスの男子ダブルス決勝が行われ、第1シードの
国枝慎吾(日本)/ S・ウデ(フランス)組が第2シードのG・リード(英国)/ M・シェファーズ(オランダ)組を6-2, 2-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下し、優勝を果たした。
この試合、国枝慎吾/ ウデ組はファーストサービスが入った時49パーセントの確率でポイントを獲得し、両者8度ずつのブレークからファイナルセットはタイブレークにもつれ、国枝慎吾/ ウデ組が競り勝ち2時間35分で勝利した。
優勝した国枝慎吾はシングルス決勝にも勝ち進んでおり、決勝でG・フェルナンデス(アルゼンチン)とシングルス3年ぶり5度目の優勝をかけて対戦する。
同日に行われた女子ダブルスで第1シードの
上地結衣(日本)(日本)/ J・ホワイリー(英国)組が、第2シードのJ・グリフィオエン(オランダ)/ A・ファン=クート(オランダ)組を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで下し同大会ダブルス初優勝を果たした。
《上地結衣 全米OP複初優勝》今季、国枝慎吾は全豪オープンで単複優勝、全仏オープンではダブルスで敗れるもシングルス優勝、ウィンブルドンはダブルス優勝(ウィンブルドンはダブルスのみ開催)、全米オープンダブルス優勝しシングルス優勝まで後1勝とし、6冠に王手をかけた。
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