男子テニスの下部大会である香港ATPチャレンジャー(中国/ 香港、ハード、賞金総額5万ドル/優勝賞金7千2百ドル)は1日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
伊藤竜馬(日本)は
K・エドモンド(英国)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、下部大会で今季初のタイトル獲得とはならなかった。
この試合、伊藤竜馬は第4ゲームでダブルフォルトを犯し、バックハンドストロークをネットにかけてこの試合初めてのブレークを許す。エドモンドの角度あるストロークに圧倒された伊藤竜馬は、その後第6ゲームでもブレークを許し、第1セットをゲームカウント1-6で落とす。
第2セットでは、第6・第8ゲームで伊藤竜馬にブレークチャンスが訪れていたが、それをしのがれてエドモンドの勢いあるプレーを止めることが出来ず、最後はボレーを決められてストレートで敗れることとなった。
今大会で伊藤竜馬は、決勝まですべてストレートで勝利して勝ち進んだが、決勝で20歳のエドモンドにストレートで敗れることとなった。
伊藤竜馬は、現在オーストラリアのメルボルンで行われている全豪オープンにストレートインで本戦に出場していたが、1回戦で
M・クリザン(スロバキア)に敗れて2回戦進出を逃した。
《全豪オープン1回戦の記事はこちら》昨シーズンで伊藤竜馬は、チャレンジャー大会で5度決勝に進むも、いずれも敗れて準優勝に終わっていた。
今回準優勝に終わった伊藤竜馬は、2日から始まる南フランス・オープンに出場する予定で、1回戦の相手は予選勝者となっている。
《伊藤 モンフィスと対戦なるか》また、今大会に出場していた日本勢では、
西岡良仁(日本)がベスト4、予選勝者の
松井俊英(日本)が2回戦進出、第6シードの
杉田祐一(日本)と第8シードの
守屋宏紀(日本)は1回戦敗退となった。
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