女子テニスツアーのホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、賞金総額25万ドル、優勝賞金4万3千ドル)は17日、シングルス決勝が行われ、世界ランク38位の
H・ワトソン(英国)が予選勝者の
M・ブレングル(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し、キャリア2勝目をあげた。
この試合、ワトソンはファーストサービスが入った時68パーセントの確率でポイントを獲得し、ブレングルに第1セットは2度のブレークを許すも第2セットではブレークチャンスを与えること無く、1時間29分で勝利した。
両者は2度目の対戦となりワトソンはブレングルに2勝0敗としている。
ワトソンは2012年のHPジャパン・オープン(現在はジャパン・女子オープン)以来の優勝を果たした。
《ワトソン ツアー初優勝》ワトソンは今大会ノーシードで出場、1回戦で
M・リバリコワ(スロバキア)、2回戦で第5シードの
S・スティーブンス(アメリカ)、準々決勝で第9シードの
R・ビンチ(イタリア)、準決勝で第8シードの
A・リスケ(アメリカ)を下し、1セットも落とすことなく優勝した。
敗れたブレングルは予選3試合を勝ち進み本戦に出場、1回戦では第7シードの
M・バーテル(ドイツ)、2回戦はK・コズロバ(ウクライナ)、準々決勝は
K・ナップ(イタリア)、準決勝では
奈良くるみ(日本)を下し決勝まで進んだ。
《ブレングルvs奈良くるみ 準決勝》英国人女子選手がツアー2勝をあげたのはA・ホッブス(英国)以来、30年ぶりのこととなる。
19日から開幕する全豪オープンでワトソンは世界ランク67位の
T・ピロンコバ(ブルガリア)と対戦する。
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