13日から行われる男子テニスのエキシビション大会であるクーヨン・クラシック(オーストラリア/クーヨン、ハード)に前回覇者で世界ランク5位の
錦織圭(日本)が出場し、初日の第3試合に登場する。
今回錦織は、初戦でJ・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。
世界ランキング273位のトンプソンは現在20歳で、自己最高位は2014年9月に記録した218位が最高位としている。
大会2連覇を狙う錦織は、昨年同大会のシングルス1回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下すも、2回戦は
T・ベルディヒ(チェコ共和国)に敗れた。
決勝は錦織に勝利したベルディヒと
R・ガスケ(フランス)が対戦する予定だったが、ガスケの出場辞退により、急遽錦織が出場する事となり、錦織が決勝でベルディヒをストレートで下し、大会初の優勝を飾った。
《錦織 初優勝の記事はこちら》錦織とトンプソンの他にこのエキシビションに出場する選手は、
G・シモン(フランス)、ガスケ、
F・ロペス(スペイン)、
F・ベルダスコ(スペイン)、
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)、
F・クライノビッチ(セルビア)となっている。
先日行われたブリスベン国際男子に単複共に出場していた錦織は、シングルス準決勝で
M・ラオニチ(カナダ)と対戦し、3セットともタイブレークにもつれる接戦となるが、ラオニチに惜敗して大会初の決勝進出とはならなかった。
ダブルスではドルゴポロフと初めてペアを組み、決勝で
J・マレー(英国)/
J・ピアース(オーストラリア)組に1歩及ばず優勝を逃すも、大会初でATPツアー初のダブルス準優勝を飾った。
《初V逃すもさらに進化した錦織》19日から行われる全豪オープンでグランドスラム初優勝を狙う錦織は、このエキシビションで2連覇を達成して弾みをつけたいところ。
昨年の全豪オープンは4回戦で
R・ナダル(スペイン)と対戦し、6-7 (3-7), 5-7, 6-7 (3-7)と接戦を演じるもストレートで敗れてベスト8進出を逃していた。
《錦織vsナダルの記事はこちら》過去の全豪オープンでは、2012年の4回戦で
JW・ツォンガ(フランス)を下してベスト8を決めたのが最高成績となっている。
全豪オープンでグランドスラム初優勝の前に、まずはクーヨン・クラシックでの2連覇に期待がかかる。
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