男子テニスで今季、クレーの勝率において、世界ランク3位の
R・ナダル(スペイン)が1位となり、勝率89.3パーセントで1位となった。
クレーの勝率、上位20名は以下の通り。
※()内は勝率、勝敗。
■1位…R・ナダル(89.3%、25勝3敗)
■2位…
N・ジョコビッチ(セルビア)(87.5%、14勝2敗)
■3位…
錦織圭(日本)(83.3%、10勝2敗)
■4位…
E・ガルビス(ラトビア)(77.3%、17勝5敗)
■5位…
G・モンフィス(フランス)(76.9%、10勝3敗)
■6位…
G・ディミトロフ(ブルガリア)(76.5%、13勝4敗)
■7位…
M・クリザン(スロバキア)(76.5%、13勝4敗)
■8位…
D・フェレール(スペイン)(75.8%、25勝8敗)
■9位…
A・マレー(英国)(73.3%、11勝4敗)
■10位…
F・フォニュイーニ(イタリア)(69.4%、25勝11敗)
■11位…
M・ラオニチ(カナダ)(68.8%、11勝5敗)
■12位…
R・バウティスタ=アグ(スペイン)(68.4%、13勝6敗)
■13位…
P・クエバス(ウルグアイ)(68.4%、13勝6敗)
■14位…
C・ベルロク(アルゼンチン)(66.7%、16勝8敗)
■15位…
JW・ツォンガ(フランス)(66.7%、10勝5敗)
■16位…
R・フェデラー(スイス)(66.7%、8勝4敗)
■17位…
D・イストミン(ウズベキスタン)(66.7%、8勝4敗)
■18位…
F・ベルダスコ(スペイン)(65%、13勝7敗)
■19位…
T・ベルディヒ(チェコ共和国)(64.7%、11勝6敗)
■20位…
M・チリッチ(クロアチア)(64.7%、11勝6敗)
となっている。
クレーでのキャリア通算勝率93パーセントと驚異的な数字を持つナダルだが、今季の成績は25勝3敗とした。2月に行われたリオ・オープンで優勝するが、4月からのクレーコートシーズンに入るとモンテカルロ・マスターズで準々決勝でD・フェレールに敗れ2年ぶり優勝を逃す。
翌週のバルセロナ・オープン・サバデルは準々決勝で
N・アルマグロ(スペイン)に敗れ9連覇という偉業を成し遂げる事は出来なかった。
ムチュア・マドリッド・オープンでは優勝するも錦織圭との決勝は錦織にリードを許すが、腰を痛めた錦織の途中棄権という形で優勝となった。
BNLイタリア国際決勝はN・ジョコビッチにフルセットの末に敗れるが全仏オープン決勝では4大大会制覇を狙うジョコビッチにリベンジし、5連覇・9度目の優勝を果たした。
また3位に入った錦織は今季クレー大会3大会に出場。
バルセロナ・オープン・サバデルでクレー大会初優勝を果たし、ムチュア・マドリッド・オープンでは悔やまれる途中棄権となるが、クレーでナダルを圧倒しマスターズ大会初の決勝進出を決めた。
ムチュア・マドリッド・オープンで腰を痛めた錦織は全仏オープンで体調が懸念されたが、1回戦で当時好調だったM・クリザンと対戦しストレートで敗れた。
ハードコート同様に早い展開で攻め入るプレーで、ナダルをも圧倒したがクレーシーズンは怪我に泣かされた時期でもあった。
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