男子テニスで11月に行われた橋本総業全日本テニス選手権でベスト4入りを果たした
斉藤貴史(日本)が、tennis365.netの独占インタビューに応じた。
【斉藤貴史 独占インタビュー】
-Q.全日本選手権で
杉田祐一(日本)選手と対戦した感想は?
ほぼ互角の試合が出来たと思いますが杉田選手も緊張などあったと思います。僕自身もあのレベルに追いついたとは思っていません。杉田選手と競って負けても、誰に負けても同じ試合なので特別な感情は抱いていないです。
-Q.この試合から得たものは?
プラスの影響のほうが多かったです。悔しかったですがいいプレーが出来ましたし、攻撃的なラリー戦ができました。自分のプレーがこのレベルで出来ることがわかったので良かったです。あと観客が多くプレーしていて楽しかったです。
-Q.観客が多い方が盛り上がりますか?
モチベーションに影響がでます(笑)。観客がいたほうがモチベーションが上がりますし、楽しいし集中できます。
-Q.話しを聞いていると冷静ですよね?
(全日本の結果は)嬉しいは嬉しいです。ですが喜んでいていい結果ではないと思っています。僕に負けた選手もいるのですが、上を目指すならこれぐらいではだめだという気持ちがあります。インタビューでは自分の気持ちに正直でいるようにしています。
-Q.休みの日は何をしますか?
友達と遊びます。ですがツアー中の休みが多いのでその時はなるべく外に出るようにします。休みの日に明日に備えて寝るとかはできないです。休みに日はつい気が抜けて親に怒られてしまいます(笑)。
-Q.ジュニア時代、修造チャレンジに参加した時の思い出は?
厳しかったことを覚えています。ミーティングで個別に呼ばれると
松岡修造(日本)さん達が怖い表情をした中で、「笑わせてください」や音楽が流れて「感じるままに踊ってください」など急にやらされたり(笑)、14歳だったので中には泣く子もいて、そういのが印象に残っています。
それ以外にコート上でももちろん厳しかったです。足を動かせなどたくさん言われました。ですが同年代の上の選手と一緒に練習出来たり、厳しい練習を乗り越えたりと参加できてよかったです。
-Q.斉藤貴史を応援する会については?
地元企業様などに支援して頂いています。応援する会の方々のおかげで試合に回れるし、練習もできているのでとても感謝しています。全日本の時は石川から横断幕を持って応援に来てくれました。
-Q.3年間の支援が必要ということについて?
全日本でベスト4に入ったり知名度が上がったので、どこかの企業と自力で契約できればと思います。それでも応援する会の皆さんが支援して下さるのであればこのまま続けたいと思います。僕も皆さんに頼ってばかりではなく、自分で上に行って自分の力で試合を回らないといけないと思います。
これが3年かからないのであればそうしたいです。スポンサーの皆さんもどこかとの契約や自力でツアーを回れることを望んでいますが、それでも僕はずっと石川県津幡町という名前を背負って続けていきたいです。それを大事にしていきたいです。
-Q.3年間の支援に対して順調ですか?
ギリギリだと思います。今までジュニアの時からもITFランキングが上がらなかったりナショナルメンバーから外れたり、ずっとギリギリのラインでやっています。油断したら一気に自分の目標から遠ざかってしまうので本当に頑張らないとダメですね。
全日本選手権の時の斉藤貴史
※インタビューの続きは12月25日に配信。
《斉藤貴史 独占インタビュー①》斉藤貴史を応援する会公式サイトはこちら
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