今年グランドスラム初出場で予選を突破し本戦出場、アジア競技大会で男子シングルス40年ぶりの金メダルを獲得した
西岡良仁(日本)がエキシビション、「空旅 .com HEAT JAPAN」に出場した際にtennis365.netの独占インタビューに応じた。
【西岡良仁 独占インタビュー】
-Q.今年はどんな年でしたか?
プロ1年目で多くの選手が苦しんだりすると思うのですが、自分は良いペースでランキングを上げることが出来、結果を残すことが出来て悪くなかったと思います。
-Q.当初、今年の目標はランキング200番台に入るということですが、だいぶ飛躍しましたね?
今年がこれだけ良かったので来年は2ケタを目指しています。少しハードではあると思いますが。
-Q.この1年でどこが変わりましたが?
いろいろ成長した部分がありますが、まずはフューチャーズを早々に卒業してチャレンジャーにトライすることが出来て、そのレベルに慣れることが出来たことです。最近はチャレンジャーでも勝てるようになってきました。上のレベルの選手とプレーする回数が増えて、相手のレベルが分かりだしたのでかなり良かったと思います。
-Q.4月のチャレンジャー大会では予選突破し、当時世界ランク74位の
D・ヤング(アメリカ)を下しましたね?
初めてランキング2ケタの選手に勝利した試合でした。あの時はかなりいいプレーが出来て、正直当たって砕けろという気持ちでプレーしました。
ヤング選手はベストプレーでは無かったと思います。簡単なミスをしたり、自分のラッキーのショットで相手がイライラしだしたり、セカンドセット3-0でリードしていたけど追いつかれて、やっぱり勝てないかなと思いましたがファイナルセットですごい良いプレーが出来て、どんどん食らいついて拾ってミスを誘っていたら相手がしびれを切らしました。
あの時のようなプレーが出来ればランキング60位、70位台の選手ともしっかり戦えるんだと実感しました。
-Q.次に対戦した、同世代
N・キリオス(オーストラリア)との敗戦については?
やっぱり完全に相手が上でした。何回か対戦しましたけど最近は負けっぱなしで。試合前から厳しいと思っていました、強いのは分かっていたので。サーブをなんとか食らいつかないとと思っていて、あのビッグサーブが入るとなかなか返せなくて。ストロークの質も良く、想像以上のストロークが返ってきて対処がなかなか出来なかったです。
将来的に可能性はあると思いましたが、現時点でこれに勝つのは難しいなと思わされました。あのようなパワーテニスに自分がついていけないのが現実かなと思ってしまいました。
-Q.今年1番嬉しい勝利はどれですか?
アジア大会の勝利もすごい嬉しかったのですが、グランドスラムの本戦に入った時もメッチャ嬉しかったです。
アジア大会は日本代表として大切な大会ですけど、グランドスラムは小さい時から出たかったので予選を上がったのは嬉しかったですね。
※インタビューの続きは12月16日に配信する。
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