14日、「空旅 .com HEAT JAPAN(スーパーエキシビションマッチ)」がMTSテニスアリーナ三鷹で行われ、
添田豪(日本)や
守屋宏紀(日本)、
西岡良仁(日本)、
内山靖崇(日本)、
鈴木貴男(日本)が出場し、満員で行われたセッション4に行われた決勝では、3勝の添田豪と2勝1敗の西岡良仁・鈴木貴男チームから鈴木貴男が出場し対戦した。
試合序盤、両者サービスキープが続くが、鈴木がサービスの第6ゲーム、40-0から添田が巻き返し、40-30から2本連続リターンエースを決め、最後のポイントではネットにつめる鈴木に対しフォアの逆クロスで抜き、1度のブレークチャンスでブレークに成功。
第8ゲームでも15-30の場面で2本連続リターンエースを決め優勝を果たした。
この日も鈴木は鮮やかなサービス&ボレーで会場を沸かし、終盤はセカンドサービスでもネットにつめ積極的な攻撃を見せたが、添田のリターンやパッシングショットの前に敗れた。
勝利した添田は「決勝は特にリターンがよかったです。(チャレンジャー優勝など)いい締め括りができたので、来年に向けて勢いがつきました。2日間沢山の方からの応援ありがとうございました。来年全豪本戦があるので応援よろしくお願いします。」と話した。
勝利した添田豪
敗れた鈴木は「ありがとうございました。(添田豪が)強かったね。過去いろんな選手と20年対戦してきましたが、今日の添田選手のリターンと動き、サービスのコントロールなど今はランキング100位ですが、そのレベルの選手ではありません。」と勝利した添田を称えるコメントした。
敗れた鈴木貴男
試合中は鍋島昭茂氏の実況と
増田健太郎(日本)コーチ、試合出場していない選手の他に、全日本選手権で優勝した
江口実沙(日本)、
関口周一(日本)、全日本選手権ベスト4の
斉藤貴史(日本)、
神尾米(日本)氏、谷澤英彦氏らも訪れ、会場を沸かせた。
このイベントは13、14日と2日間行われ、1日2セッション合計4セッション行われ、上位2名がセッション4で行われる決勝に進むことができる。
1位は添田豪、2位は西岡良仁・鈴木貴男、3位は内山靖崇、4位は守屋宏紀となった。
2位の西岡良仁
2位の鈴木貴男
3位の内山靖崇
4位の守屋宏紀
全ての試合が終了後に表彰が行われ、その後には選手のサイン入りグッズプレゼント抽選会が行われた。
決勝の前には斉藤貴史/
大前綾希子(日本)組と関口周一/ 江口実沙組のミックスダブルスが行われ、斉藤/ 大前組が7-2で勝利した。
ミックスダブルスの模様
また当初、
杉田祐一(日本)が出場を予定していたが怪我のため欠場、代わりに西岡良仁と鈴木貴男がチームとなり出場。西岡が1・3セッション、鈴木が2・4セッションに出場した。
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