2007年の全豪オープン準優勝、北京オリンピック銀メダル、ツアー大会通算11勝ををおさめ、2012年に現役引退をした元世界ランク5位の
F・ゴンサレス(チリ)がシニアツアーのATPチャンピオンズツアーに初出場し、初優勝をおさめた。
ゴンサレスは3日から6日まで行われた同大会予選ラウンドロビンで、1999年の全豪オープン準優勝者
T・エンクヴィスト(スウェーデン)を6-4, 6-3で下し、サーブ&ボレーのプレースタイルで、ウィンブルドンで4度ベスト4入りを果たした
T・ヘンマン(英国)を6-4, 2-6, 10-6で下し決勝に進出した。
7日に行われた決勝では、元世界ランク1位で2003年全米オープン優勝者の
A・ロディック(アメリカ)を6-4, 2-6, 10-4で下し優勝した。
両者は公式戦で12度対戦しており、ゴンサレスは最後の3試合で3連敗しており3勝9敗と大きく負け越していたが、2006年以来の勝利となった。
強烈なフォアハンドを武器にトップ10で活躍したゴンサレスは現在、世界ランク32位の
S・ヒラルド(コロンビア)のコーチを務めている。
ATPチャンピオンズツアーは今年5大会が開催されており、今大会には全仏で2度優勝の
S・ブルゲラ(スペイン)、ウィンブルドン4強の実績を持つ
X・マリス(ベルギー)も出場していた。
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