男子テニスの下部大会であるダンロップ・スリクソン・ワールド・チャレンジ(愛知県/豊田市、ハード、賞金総額4万ドル/優勝賞金約5千8百ドル)は16日、シングルス予選決勝が行われ、今年の全日本 学生テニス選手権大会(インカレ)ベスト4の
今井慎太郎(日本)(早稲田大学)がインカレ準優勝の岡村一成(早稲田大学)を6-3, 6-0のストレートで下し、本戦進出を決めた。
第1セットはファーストサービスの確率が36パーセントと低いが、第2セットでは調整し65パーセントまで上げ、試合通じて6度のサービスエースを決め、4度のブレークに成功。わずか2度のブレークチャンス全てしのぎ1時間14分で勝利した。
今井慎太郎は先日行われた橋本総業全日本テニス選手権で予選を勝ち抜き本戦に出場、1回戦で
小山慶大(日本)を下し2回戦進出。2回戦では
菊池玄吾(日本)に敗れるも第1セットタイブレークにもつれる熱戦を演じた。またダブルスではベスト4に進み、大会準優勝の
佐藤文平(日本)/
片山翔(日本)組をフルセットまで追い込んだ。
今大会予選、日本勢の結果は今井慎太郎が本戦出場、予選第4シードの
江原弘泰(日本)と岡村一成が予選決勝敗退、予選第5シードの
斉藤貴史(日本)、
笹井正樹(日本)、
竹島駿朗(日本)、小山慶大、菊池玄吾、
綿貫敬介(日本)、主催者推薦で出場の越智真(日本)、谷本真人(慶應義塾大学)が予選2回戦敗退、予選第3シードの
井藤祐一(日本)、予選第7シードの
志賀正人(日本)、上杉海斗(慶應義塾大学)、沼尻啓介(日本)、
ロンギ正幸(日本)、
奥大賢(日本)、
近藤大基(日本)、
内田海智(日本)、
長尾克己(日本)、主催者推薦で出場の
喜多元明(日本)、
高橋悠介(日本)、渡邉将司(日本)が予選1回戦敗退としている。
また、本戦上位シードには第1シードに
伊藤竜馬(日本)、第2シードに
添田豪(日本)、第4シードに
杉田祐一(日本)、第6シードに
守屋宏紀(日本)、第8シードに
西岡良仁(日本)が出場している。
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