8日から9日にかけて行われる女子テニスの国別対抗戦フェドカップの決勝で、チェコ共和国のエース、
P・クヴィトバ(チェコ共和国)がホームでのプレッシャーは、自分自身にかけるプレッシャーより少ないと言った。
チェコは4年間で3度目のタイトルを狙っており、ドイツと対戦する。
共産主義支配以降、2011・2012年の連続優勝は「素敵な記憶」となっており、3度目のタイトルへの原動力となっているという。
「チームとして祝うことがあまりないので、この大会と今のチームは大好きだ」と彼女はコメントした。
親や友達などを初め、チェコ国民からの高い支持とプレッシャーを受けるものの、「フェドカップでは私にプレッシャーが掛かる。しかし、ホームゲームでは自分自身にかけるプレッシャーの方が高いの。皆が私の2勝を期待しているから、それが私がやるべきこと。」とクヴィトバは言った。
クヴィトバは、予選ラウンドロビン敗退で終わったシンガポールでのBNPパリバ・WTAファイナルズで大変疲れたと話しており、しかしちょっとした家でのリフレッシュで、2度目のグランドスラムタイトルと他の2つのタイトルを含む500万ドルの賞金額(約5億7千万円)を獲得した素晴らしいシーズンをもっと盛り上げることができると続けた。
世界ランク3位のクヴィトバは10位の
A・ケルバー(ドイツ)と14位の
A・ペトコビッチ(ドイツ)を下すと期待されている。チェコ共和国はフェドカップデビューを果たしている期待の新星
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)と2012年ファイナルの勝利を決めた
L・サファロバ(チェコ共和国)とダブルスの
L・フラデカ(チェコ共和国)が出場を予想されている。
ペトコビッチ は、ブルガリアのソフィアで行われたWTAトーナメント・オブ・チャンピオンズ決勝で
F・ペネッタ(イタリア)を下し、今年の3度目のタイトルを獲得し、「もっと自信がついてきた。」とペトコビッチはコメントしている。
ドイツ1位のケルバーはフェドカップのシングルスで5連勝中で、ツアーの中でクヴィトバに2度勝利している。2008年からフェドカップに出場している
S・リシキ(ドイツ)と
J・ゴルゲス(ドイツ)からチームが成り立っている。
ドイツのバーバラ・リットナー監督は22年前、ドイツが最後に優勝したチームの一員だった。
チェコはドイツに対して6勝1敗という対戦記録を持つ。
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