女子テニスツアーのクレムリンカップ女子(ロシア/モスクワ、ハード、賞金総額約71万ドル/優勝賞金約12万ドル)は15日、シングルス2回戦が行われ、今年の全米オープンでベスト4入りを果たした第2シードの
E・マカロバ(ロシア)が
I・C・ベグ(ルーマニア)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出を逃した。
今大会の上位シードは1回戦免除のため、マカロバはこの試合が初戦となった。
この試合、マカロバはファーストサービスが入った時に67パーセントの確率でポイントを獲得するも、5度のダブルフォルトを犯し、ベグに3度のブレークを許して1時間48分で初戦敗退となった。
世界ランク12位のマカロバは、今年の全米オープン準決勝で
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れるも、準々決勝で
V・アザレンカ(ベラルーシ)に勝利してグランドスラム初のベスト4進出を決めた。
《全米オープンの記事はこちら》全米オープン後は、武漢オープン2回戦で
T・バシンスキー(スイス)に敗れて3回戦進出を逃し、先日のチャイナ・オープン女子では、3回戦で
R・ビンチ(イタリア)に敗れてベスト8進出とはならなかった。
勝利したベグは、準々決勝で
A・クルニッツ(セルビア)と
T・ピロンコバ(ブルガリア)の勝者と対戦する。
また、同日行われたシングルス2回戦では、第4シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)が
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)を7-6 (7-4), 6-2で、第5シードの
S・クズネツォワ(ロシア)がK・ コズロバ(ウクライナ)を3-6, 6-3, 6-3の逆転で下してベスト8進出を決めた。
第3シードの
F・ペネッタ(イタリア)は
C・ジョルジ(イタリア)に6-7 (4-7), 4-6で敗れて準々決勝進出を逃した。
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