女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン(日本/東京、ハード)は21日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
A・イバノビッチ(セルビア)が第2シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)を6-2, 7-6(7-2)で下し、今大会初優勝をおさめた。
試合後の会見でイバノビッチは「とても嬉しく、興奮しています。非常にタフな試合でキャロリーン(ウォズニアキ)も素晴らしいプレーをしていました。第2セットで長いラリーがいくつもあって、それを取ることが出来て良かったです。」
「今日は体力的に辛く、とても暑くて1ポイント取ることに精一杯であまり覚えていません。ですがセカンドセットのタイブレークを取れたことを誇りに思っています。大事な場面で自分のプレーを上げることが出来たと思っています。」
このトーナメントを振り返り、「対戦相手が強豪ばかりで、1週間トッププレーヤーとプレーし続けるのはグランドスラムでもほとんどないことなのでここまで来れたことに嬉しく思い、また最終戦に近づくことが出来て嬉しく思います。」
今日の作戦について、「ネットプレーを多用し、ネットプレーでポイントをとれたことが勝因だと思います。キャロリーンはディフェンスに優れた選手なのでネットプレーが上手くいったと思います。」と話している。
最後に今季好調の要因について「たくさんのことが変わりました。テニスだけでなく、自分自身少し大人になりましたし、今まで以上にハッピーでした。それはテニス以外すべての時間です。大変だと思っていた遠征もすべてエンジョイできたと思います。」とコメントしている。
《【東レPPO】本日最終日!》
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