男子テニスの世界ランク3位の
R・フェデラー(スイス)は18日、自身の公式サイトで同4位の
S・ワウリンカ(スイス)と12月21日に地元スイスのチューリヒでエキシビジョンマッチを行うことを明らかにした。
このエキシビジョンマッチは「マッチ・フォー・アフリカ」と呼ばれており、フェデラーが主宰するチャリティー団体がアフリカでの教育普及活動のための寄付金を集めるために行なわれており今回が2回目の開催。
第1回は2010年12月に当時世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)と同2位のフェデラーの対戦が行われ、販売開始からわずか2分でチケットが売り切れた。
試合後にフェデラーは、「ただ2人の選手と1試合だけに注目が集まった。プレッシャーを感じたが、終わってみれば勝敗は関係ない。大切なのは、この試合がアフリカのために行なわれたことで、集められた寄付金が良いことに使われること。イベントが成功したことを誇りに思うし、全ての人たちに感謝している。」とコメント。
一方のナダルは「新しい環境で練習もなく、簡単な試合ではなかった。だけど大切なことは、今回集めた寄付金が子供たちや、本当に助けを必要としている人たちのために使われること。このイベントに関われて嬉しいし、このイベントに招待してくれたロジャーにお礼を言いたい。忘れられない経験となった。」と語った。
今回の「マッチ・フォー・アフリカ2」に関する詳細な情報や、チケットの販売開始時期については近日発表予定となっている。
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