女子テニスツアーの香港テニスオープン(中国/香港、ハード)は10日、シングルス2回戦が行われ、
クルム伊達公子(日本)が元世界4位の
F・スキアボーネ(イタリア)との対戦で、3-6, 0-4となったところで途中棄権を申し入れ、3回戦進出とはならなかった。
両者は今回が5度目の対戦となり、クルム伊達とスキアボーネの対戦成績は0勝5敗となった。
この試合、クルム伊達はファーストサービスが入った確率が70パーセントとし、2度のブレークに成功するもそれを上回る5度のブレークを許した。
そして第2セットのゲームカウント0-4で、クルム伊達が棄権を申し入れたため、3回戦進出とはならなかった。
クルム伊達は、先日まで行われていた全米オープンのダブルスに、
B・ザフラヴォワ・ストリツォワ(チェコ共和国)と組んで出場。準決勝で敗れるも、3度シード勢らを破って勝ち上がる活躍を見せ、ダブルスでグランドスラム初のベスト4進出を果たした。
《クルム伊達組 準決勝の記事はこちら》また、シングルスでは、1回戦で元女王
V・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れて初戦で姿を消した。
今大会には日本勢から、ラッキールーザーの
江口実沙(日本)が出場していたが、1回戦で第5シードの
ジェン・ジー(中国)に敗れた。
■関連記事■ ・2人の元女王マルチナ共演・ウォズニアキ「戻ってきたい」・ヒンギス 16年ぶり優勝逃す・上地 結衣「もっと続けたい」・セリーナ ラオニチの右腕に興味
■関連動画■ ・絶好調ツォンガが他を圧倒するプレーでマスターズ制覇!・最新技術で撮影されたフェデラー目線のプレー映像!