テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、車いすテニスの女子ダブルス準決勝で、第1シードの
上地結衣(日本)/ J・ホワイリー(英国)組はS・エラーブロック(ドイツ)/ K・モントジェーン(南アフリカ)組の棄権により、決勝進出を決めた。
上地結衣/ ホワイリー組は決勝でM・ブイス(オランダ)/ S・ウォルラベン(オランダ)組を6-0, 6-3で下した第2シードのJ・グリフィオエン(オランダ)/ A・ファン=クート(オランダ)組と対戦する。
また、同日行われたシングルスで上地結衣はグリフィオエンを3-6, 6-2, 6-3で下し、大会初の決勝に進み、単複優勝に王手をかけた。
今季、上地結衣は全豪オープンでダブルスでグランドスラム初優勝、全仏オープンでは単複優勝、シングルスでグランドスラム初優勝を飾り、世界ランキング1位奪還を果たす。
ウィンブルドンはダブルス優勝(ウィンブルドンはダブルスのみ開催)と4大会連続優勝を狙う。
また、車いすテニス男子では
国枝慎吾(日本)が単複決勝に進んでおり、男女単複優勝という快挙の可能性が出てきた。
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