テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、男子ダブルス準々決勝が行われ、第1シードの
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組が第7シードの
D・マレーロ(スペイン)/
F・ベルダスコ(スペイン)組を6-2, 4-6, 6-4のフルセットで下し、準決勝進出を決めた。
この試合、ブライアン兄弟はファーストサービスが入った時80パーセントと高い確率でポイントを獲得し、マレーロ/ ベルダスコ組から3度のブレークに成功し1時間32分で勝利した。
勝利したブライアン兄弟は準決勝で第12シードの
E・バトラック(アメリカ)/ R・クラーセン(ロシア)を6-3, 7-6 (7-4)で下した
S・リプスキー(アメリカ)/
R・ラム(アメリカ)組と対戦する。
ブライアン兄弟は全米オープンの前哨戦にあたるW&Sマスターズで、今年のウィンブルドン決勝で対戦し敗れた
V・ポスピシル(カナダ)/
J・ソック(アメリカ)組にリベンジを果たし、兄弟でペアを組みツアー99勝目を上げた。
両ペアは決勝で対戦する可能性があったが、今大会第8シードで出場していたポスピシル/ ソック組は3回戦で
C・ベルロク(アルゼンチン)/
L・マイェール(アルゼンチン)組に敗れている。
同大会2005・2008・2010・2012年と4度の優勝を誇るブライアン兄弟は、2年ぶり5度目、キャリア100度目の優勝を祖国で飾るまで後2勝とした。
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