ダンロップ全日本ジュニアテニス選手権'14が8日から17日まで開催されており、15日、12歳以下男女シングルス準決勝が行われ、男子で決勝に駒を進めたのは第1シードの吉村大生(関東・志津TC)と第3シードの三井駿介(東海・アクトスポーツC)、女子では第1シードの川口夏実(九州・佐世保LTC)と第2シードの武部せな(関東・CSJ)となった。
12歳以下男子シングルス準決勝は、吉村大生が第7シードの木村優希(九州・福岡パシフィック)を6-3, 6-3で勝利し、準決勝のもう1戦では三井駿介と第2シードの小柴遼太郎(関西・三木ロイヤルTC)という全国小学生テニス選手権大会の再現となり、全小同様に三井駿介が5-7, 6-2, 6-1で勝利した。オールラウンドに展開するうまさが光る吉村大生に対し、ベースラインからのハードヒットを軸に戦う三井駿介の対戦となる。
吉村大生は5月に行われた全国選抜ジュニアテニス選手権大会の優勝者で今回2冠、三井駿介は全国小学生テニス選手権大会の優勝者で連続優勝を狙う。
写真は全小の時の三井駿介
12歳以下女子シングルス準決勝では、川口夏実と第3シードの伊藤汐里(関東・グリーンテニスプラザ)というこちらも全国小学生テニス選手権大会の再現となり、全小と同じく川口夏実が6-2, 6-4で勝利し、武部せなが大本海夢夏(九州・ラフ)を6-4, 6-3で勝利し、上位シード選手が順当に勝ち決勝進出。この2人は5月の全国選抜ジュニア決勝でも対戦し、その時は川口夏実が勝利している。サウスポーから鋭いストロークを繰り出す川口夏実と、コート内に入って速いタイミングで切り返すのが得意とする武部せなとの決勝戦となった。
写真は全小の時の川口夏実
同日行われた準決勝の結果は以下の通り
【12歳以下】
・男子
○吉村大生(関東・志津TC)(1) vs. ●木村優希(九州・福岡パシフィック)(7), 6-3, 6-3
○三井駿介(東海・アクトスポーツC)(3) vs. ●小柴遼太郎(関西・三木ロイヤルTC)(2), 5-7, 6-2, 6-1
・女子
○川口夏実(九州・佐世保LTC)(1) vs. ●伊藤汐里(関東・グリーンテニスプラザ)(3), 6-2, 6-4
○武部せな(関東・CSJ)(2) vs. ●大本海夢夏(九州・ラフ), 6-4, 6-3
【14歳以下】
・男子
○森田翔一郎(北信越・西南部中) vs. ●阿多竜也(九州・福岡パシフィック)(6), 4-6, 6-4, 6-0
○白石光(関東・有明ジュニアTA)(3) vs. ●市川泰誠(関西・ACE TC)(2), 6-1, 6-4
・女子
○安藤優希(関東・たちかわジュニアTA)(4) vs. ●永田杏里(東海・南山中女子部)(1), 6-4, 4-6, 7-5
○佐藤南帆(関西・COSANA)(3) vs. ●興石亜佑美(関東・川口市テニス協会ジュニア), 6-4, 6-3
【16歳以下】
・男子
○千頭昇平(東海・誉高)(1) vs. ●綿貫陽介(関東・グローバルプロTA)(3), 6-4, 6-1
○堀江亨(東海・関スポーツ塾・T)(2) vs. ●窪田緑(関東・ミナミグリーンTC)(5), 6-0, 6-2
・女子
○村松千裕(関東・吉田記念テニス研修センター)(1) vs. ●安部有紗(九州・JWSA), 6-4, 6-0
○坂田季美佳(関西・テニスエナジー)(9) vs. ●伊藤沙弥(関西・雲雀丘学園高)(5), 6-7 (4-7), 7-5, 7-6 (9-7)
記事提供:テニスクラシック(日本文化出版)
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