小学生日本一を競う、第31回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は30日、男女シングルス決勝が行われ、男子決勝は第1シードの小柴遼太郎(兵庫/神戸市立西脇小学校)と第2シードの三井駿介(静岡/清水町立西小学校)によって行われ、三井駿介が小柴遼太郎を6-4, 6-2で下し優勝した。
序盤はブレーク合戦が続いた試合展開で、丁寧なプレーでミスの少ない小柴遼太郎に対し、攻める三井駿介は試合終盤で膝をすりむく場面があったが、終始攻撃的なプレーを見せ念願の優勝を果たした。
三井駿介は優勝後のスピーチで「大会を開いてくれた関係者の皆様ありがとうございました。そしてお父さんやお母さん、コーチ、応援してくれた皆様ありがとうございました。僕はこの大会を優勝するできて嬉しいですが、全日本ジュニアでも残っているので全日本ジュニアでも優勝できるよう頑張りたいです。」と話した。
優勝した三井駿介
準優勝の小柴遼太郎
決勝進出を決めた2選手は8月31日から9月3日まで北京で行われる、日中対抗戦の代表選手として選出された。
この大会は過去に
鈴木貴男(日本)や
添田豪(日本)、
錦織圭(日本)、
西岡良仁(日本)らを輩出した大会で、未来の日本を担う選手となるか今後に期待したい。
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