8月4日から開幕する男子テニスツアーのマスターズ大会のロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)に第9シードでエントリーしていた
錦織圭(日本)は、大会直前の日曜日に足の親指の炎症を理由に大会を欠場する事を明らかにした。
錦織のエージェントであるオリビエ・ヴァン=リンドンク氏が日曜日に語ったところによると、錦織は足の親指に酷い炎症を起こしており、この一週間ほど悩まされていた。今はその治療にあてるべきだとの判断を下しての決断だった。
錦織は先週アメリカはワシントンDCで行われたシティ・オープン男子で、金曜日の準々決勝に登場したものの、
R・ガスケ(フランス)に1-6, 4-6のストレートで敗れていた。その試合でガスケは錦織の異変に気付いていたと語ったが、錦織は試合後の会見でそれを否定していた。
《錦織vsガスケの記事はこちら》現在世界ランク11位の錦織は、今年の5月14日発表の世界ランクで、日本人男子として初のトップ10入りとなる9位を記録していた。
《錦織トップ10入りの記事はこちら》このロジャーズ・カップに錦織は、8月25日から始まる今季最後のグランドスラム大会である全米オープンへの調整として出場を予定していたが、怪我の治療に専念する事となった。
■関連記事■
・錦織 昨年超える成績残せるか・錦織 ファン増えて「大変」・ナダルが負傷 全米出場に暗雲・元2位が全米も欠場 復帰は来季
■関連動画■
・フェデラーの成功を支えている影の立役者を特集!・全英通算7勝サンプラスが芝で無類の強さを誇った秘訣!