ブシャールの１球目に注目

テニスのグランドスラム、ウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝）は５日、女子シングルス決勝、第１３シードのＥ・ブシャール（カナダ）と第６シードのＰ・クヴィトバ（チェコ共和国）の試合がセンターコートの１試合目、５日２２時（現地時間５日１４時）から行われる。

ブシャールはインタビューで「決勝にでられて本当にワクワクしているわ。大きな舞台でプレーするのが私の夢なの。クヴィトバはウィンブルドン優勝経験者で初めて決勝を戦う私にとっては一番タフな相手ね。でも自分のテニスが出来ればチャンスはある。とにかく攻めて自分の手でチャンスをつかみ取るつもりよ。彼女に勝つのは大きなチャレンジになるけど準備は出来ている、グランドスラムの決勝、本当に楽しみにしているわ。タイトルのことは考えず、集中して出来る限りのプレーをする。そうすれば結果はついてくるはずよ。」と話している。

準決勝（６試合）終了時点のブシャールの大会成績は次のようになっている。

・１回戦　Ｄ・ハンチュコバ（スロバキア） 7-5, 7-5

・２回戦　Ｓ・ソレル=エスピノーサ（スペイン） 7-5, 6-1

・３回戦　Ａ・ペトコビッチ（ドイツ）(２０) 6-3, 6-4

・４回戦　Ａ・コルネ（フランス）(２５) 7-6 (7-5), 7-5

・準々決勝　Ａ・ケルバー（ドイツ）(９) 6-3, 6-4

・準決勝　Ｓ・ハレプ（ルーマニア）（３） 7-6(7-5), 6-2
※（）内の数字はシード数

■サービスエース本数　１７位（２位）　１５本

■ダブルフォルト本数　ワースト１３位（２位）　１１本

■ファーストサービスリターンポイント　１位（１位）　１１６ポイント

■セカンドサービスリターンポイント　６位（１位）　７８ポイント

■ブレークポイント獲得数　２位（１位）　２４度
※（）内はクヴィトバと比較

決勝までストレートで勝ち進んでおり、サーバー有利の芝でいかにブシャールのリターンが強力かがわかる。

対するクヴィトバはサービスが得意の選手でブシャールがクヴィトバのサービスゲームをいかに自分の展開に持っていけるかが重要となる。

ブシャールは決勝について「最初のポイント、サービスとリターンが重要」、「最初のショットで試合が決まる」とコメントしている。

カナダ人女子選手としてグランドスラム初の決勝に臨む２０歳のブシャールは応援団、ジェニーアーミーを引き連れ、センターコートの１試合目、５日２２時（現地時間５日１４時）に登場する。

この試合はいつも以上にブシャールの１球目に注目したい。

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（コメントはWOWOWから抜粋）

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（2014年7月5日15時44分）