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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は3日、女子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのM・シャラポワ(ロシア)がノーシードで勝ち上がったG・ムグルサ(スペイン)を1-6, 7-5, 6-1の逆転で下し、準決勝進出を果たした。
この試合、シャラポワはファーストサービスが入った時67パーセントの確率でポイントを獲得し、ムグルサから5度のブレークに成功し2時間6分で勝利した。
世界ランク35位のムグルサは現在20歳、今季1月に行われたホバート国際でツアー初優勝を飾りランキングを上げてきた選手。今大会2回戦では女王S・ウィリアムズ(アメリカ)をストレートで下し一躍注目を浴びた若手を相手に、自らベテランと呼ぶ27歳のシャラポワは第1セットはわずか27分で落としたものの、第2セットでは競り勝ち、第3セットでは第1セットと逆の展開で勝利した。
両者は2度目の対戦となりシャラポワはムグルサに2勝0敗と全勝している。
勝利したシャラポワは準決勝で第14シードのC・スアレス・ナバロ(スペイン)と第18シードのE・ブシャール(カナダ)の勝者と対戦する。
2012年に全仏オープン初優勝を果たし、生涯グランドスラムを達成したシャラポワは4年連続、5度目の準決勝進出となる。
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