男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子（スペイン/マドリッド、レッドクレー）は９日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＲ・ナダル（スペイン）はＴ・ベルディフ（チェコ共和国）を6-4, 6-2で下し、準決勝進出を果たした。
ナダルはファーストサービスが入った時、７６パーセントの確率でポイントを獲得し、３度のブレークに成功して１時間２７分で勝利した。
第１セット、長いラリーに持ち込みたくないベルディフは早い展開から攻めを仕掛けるが、ナダルは第７ゲームにこのセット数少ないチャンスからブレークに成功しセットを先取する。
第２セットはナダルが第３、第７ゲームでブレークに成功し、最後はセンターへサービスエースを決め勝利した。
両者は過去に２０度対戦しており、ナダルはブルディフに１８勝３敗としている。
また、ナダルはベルディフに２００７年から負けておらず、今回で１７連勝とした。
ナダルは同大会で２００５、２０１０、２０１３年の３度優勝しており、今大会２連覇を狙う。
また今季クレーシーズンでは勝ち星は無く、今大会を優勝し、いつものクレーキング・ナダルを見せて欲しい。
勝利したナダルはは準決勝でＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）と予選勝者で、Ｌ・ヒューイット（オーストラリア）、ＪＷ・ツォンガ（フランス）、Ａ・マレー（英国）を下し勝ち上がったＳ・ヒラルド（コロンビア）の勝者と対戦する。
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