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男子テニスツアーのモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー)は18日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)がノーシードから勝ち進んだ世界ランク38位のG・ガルシア=ロペス(スペイン)を4-6, 6-3, 6-1のフルセットの末に下し、準決勝進出を決めた。
この試合、ジョコビッチはファーストサーブが入った時に75パーセントでポイントを獲得。さらにガルシア=ロペスのサービスゲームを5度ブレークし、2時間11分で勝利した。
第1セットはジョコビッチが1度ブレークを奪うも、ガルシア=ロペスの粘り強く攻撃的なストロークの前に2度のブレークを奪われジョコビッチは今大会、初めてセットを落とす。
続く第2セットでもガルシア=ロペスのストロークにジョコビッチは苦しむが第8ゲーム、40-30からジョコビッチはバックハンドを決めブレークを奪う。ここからジョコビッチ本来のプレーが戻り、第9ゲームでサービスゲームをキープし、セットカウント1-1とする。
ファイナルセットでは3度のブレークからゲームカウント6-1でジョコビッチが勝利。
ジョコビッチはガルシア=ロペスとの対戦成績を6勝0敗とし、ジョコビッチがガルシア=ロペスにセットを奪われたのは2007年の対戦以来の事だった。
敗れたガルシア=ロペスは現在30歳。先週のハッサン2世グランプリで今季初優勝し世界ランキングを15上げ、38位へと大きくあげた。
《ロペスがスペイン対決を制す<ハッサン2世グランプリ>》
また今大会では3回戦で第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を破る健闘を見せた。
《好調のノーシードが第5シード下す<モンテカルロ・マスターズ>》
スペイン選手らしい粘りのあるストロークは今年のクレーシーズン、活躍が気になる選手である。
勝利したジョコビッチは準決勝で第4シードのR・フェデラー(スイス)と対戦する。
ジョコビッチはフェデラーとの対戦成績は16勝17敗と負け越しているが、3月に行われたBNPパリバ・オープン男子、決勝でフルセットの末、逆転勝利し3度目の優勝を飾っている。
《ジョコビッチがフェデラーにリベンジ、通算42勝目<BNPパリバ・オープン男子>》
また、クレーでの対戦は過去に6度あり、対戦成績は3勝3敗としている。
ジョコビッチは今大会2連覇を狙い、全仏オープンまでのクレーシーズンに弾みをつける。
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