男子テニスでグランドスラム史上最多となる17度の優勝を誇る
R・フェデラー(スイス)は、現在妊娠中であるミルカ夫人の出産に立ち合うために、出場を予定している大会を欠場する可能性がある事を示唆した。それには全仏オープンも含まれる可能性がある。
フェデラーとミルカ夫人の間にはすでに双子の娘がいるが、昨年12月24日に夫人が第3子を妊娠した事を公にしていた。しかしながら、出産の予定日などは明かされていなかった。
現在32歳のフェデラーは、今週出場しているモンテカルロ・マスターズで現地水曜日に行われた記者会見で、彼自身もはっきりとした予定日が分からないと語っていた。
しかし、5月25日から6月8日にかけて開催される全仏オープン期間中に出産と重なったら、大会を欠場するつもりかという質問に「現時点では、そうはなって欲しくはない。でももしそうなったら、その時はその時さ。」と、出産への立ち合いを優先させる意思がある事を明かした。
フェデラーは2000年の全豪オープン以降、年間4回行われるグランドスラム全てに出場して来ており、もし今年の全仏オープンを欠場する事になると、今回が初めてグランドスラムの舞台にフェデラーの名前がなくなる事になる。
フェデラーは加えて「自分にとっては、欠場する事で何か変わる事はないだろう。」と自身の見解を述べていた。
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