女子テニスで世界ランキング43位の
奈良くるみ(日本)が安藤証券に所属する事が決まった。また、奈良くるみのコーチである原田夏希氏も安藤証券への入社が決まり、3日に会見が行われた。
奈良くるみは「安藤証券ではテニス強化、選手を支援する目的でテニスのファンドを立ち上げて頂いた。大学からの援助が終了するにあたり、安藤社長から所属のお声がかかりました。安藤社長はいつも試合の応援に来て下さったり、身近な存在で支援して頂けることを嬉しく思い今回所属を決めました。」と話した。
更に「自己最高ランキングを更新して非常に良い状態。これからサポートして頂き、更に上を目指していきたい。今はトレーニング期間でフェドカップ、クレーシーズンに向けて調整している。今後はグランドスラムやリオデジャネイロ・オリンピックを目指したい。」とコメントをした。
コーチの原田夏希は「所属選手に対してコーチが社員というのは初めてのケースだと思う。この体制により選手とコーチがチームを作りテニスに打ち込める環境が整った事は素晴らしいこと。選手が世界のトップで戦うためにはチームを作ることが必要であり、スポンサーと選手が良い関係を築く事で世界にでていく選手が多くなっていくはずなのでこれを証明するためにもより一層頑張っていく。」と話した。
今回、安藤証券はテニスをバックアップするためのファンドを新しく作った。
社長の安藤敏行は以前から奈良くるみ、原田夏希の取り組みに注目しており昨年の全仏オープン、ウィンブルドン予選を現地で観戦するほど注力している。
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