女子テニスツアーのモンテレイ・オープン(メキシコ/モンテレイ、ハード)は31日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク98位の
クルム伊達公子(日本)が第1シードで同12位の
F・ペネッタ(イタリア)を7-5, 6-2のストレートで下すシードダウンを演出し、2回戦進出を決めた。
この試合、クルム伊達はペネッタに2度のブレークを許すも、それを上回る5度のブレークに成功し、1時間10分で勝利した。
2回戦でクルム伊達は、
T・バボス(ハンガリー)と対戦する。
その他の日本勢では
森田あゆみ(日本)も出場しており、1回戦で
M・ニクルスク(ルーマニア)と対戦する。
一方、敗れた32歳のペネッタは3月中旬のBNPパリバ・オープン女子で優勝を飾っていた。
昨年の全米オープンにノーシードで出場したペネッタは快進撃を続け、準決勝で敗れるもグランドスラム初のベスト4進出を果たしていた。
世界ランキングで2009年に自己最高の10位を記録したペネッタだったが、その後は数々の怪我に泣かされた。その後は苦しいリハビリを乗り越え、激しい練習とトレーニングを積み復帰していた。
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