男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は21日、シングルス2回戦が行われ、第20シードの
錦織圭(日本)が
M・マトセビッチ(オーストラリア)を6-4, 6-1のストレートで下し、危なげなく3回戦進出を決めた。
この試合、錦織はファーストサービスが入った時に67パーセントの確率でポイントを獲得、さらに11度のブレークチャンスから6度のブレークに成功して、1時間18分で勝利した。
両者は、1月に行われた全豪オープンの1回戦でも対戦しており、今回の対戦により、両者の対戦成績は4勝0敗と錦織が勝ち越した。
《錦織「きつかった」3時間41分の激闘制す、4年連続の初戦突破<全豪オープン>》3回戦で錦織は、第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
両者は、昨年の上海マスターズで1度対戦しており、その時は錦織がストレートでディミトロフに勝利しているため、両者の対戦成績は1勝0敗と錦織が勝ち越している。
《錦織「大きな意味がある」、腰は「良くなってきている」<上海マスターズ>》もしシード勢が勝ち上がった場合、錦織は4回戦で第4シードで昨年準優勝の
D・フェレール(スペイン)と対戦する可能性があり、昨年の同大会4回戦で錦織は、フェレールにストレートで敗れている。
《錦織、4回戦はフェレールの可能性も<ソニー・オープン男子>》3回戦で錦織と対戦する22歳のディミトロフは、今月のアビエルト・メキシコ・テルセル準決勝で
A・マレー(英国)を破り、決勝では
K・アンダーソン(南アフリカ)を下して今季初タイトルを獲得したと同時に、キャリア通算2勝目をあげていた。
また、今年の全豪オープン準々決勝で世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)に敗れるも、グランドスラム初のベスト8進出を果たした。
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