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女子テニスツアーのドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権女子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第5シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)を6-2, 6-2で一蹴し、ベスト4進出を果たした。
全豪オープンでまさかの4回戦敗退を喫して以来の公式戦に臨んでいる世界ランク1位のセリーナは、同7位のヤンコビッチのサービスゲームで5度のブレークに成功して1時間16分で勝利。ブリスベン国際女子での優勝以来となる今季2度目の準決勝進出を決めた。
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ヤンコビッチは試合を振り返り「彼女(セリーナ)の今日のプレーは、自分より勝っていた。それもかなりね。自分のテニスを考えるとあまり良い試合が出来なかった。」と、セリーナのプレーを称賛していた。
この試合の最後のゲームとなった第2セットの第8ゲーム、ヤンコビッチは0-40とマッチポイントをセリーナに握られてしまった。しかし、そこから3度のマッチポイントをしのいでデュースへ。
そこで審判からヤンコビッチが25秒以上の時間を要したため、スロープレーだとして注意を受けてしまった。それに対してヤンコビッチは、セリーナも25秒以上かかっていると納得出来ず、セリーナもそれには反論し会場は一時不穏な空気となった。
最後はセリーナが2ポイントを奪い、試合に終止符が打たれた。両者はネットへ歩み寄り握手を交わして、セリーナはヤンコビッチへ言葉をかけた。
「最後に彼女(ヤンコビッチ)に声をかけたの。『悪い意味は何もなかったの。ごめんなさいね、もしスロープレーだったら。』ってね。そしたら彼女は『あなた(セリーナ)に対してというわけではなくて、審判に対しての不満だったの。』って言った。上手く伝わらなかったかもって。」と、試合直後に和解した事を明かしていた。
セリーナは決勝進出をかけて、C・スアレス・ナバロ(スペイン)とのノーシード対決を7-5, 6-3で制したA・コルネ(フランス)と準決勝で対戦する。
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